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K2とスーパードクターKのエモいエピソードをまとめて吸うための推奨ルート(一也と宮坂さん寄り)

再度の(注1)当ブログの普段のトーンと違う内容になるかもしれません。というか多分なります。 (注2)紹介のためAmazonリンクを使う場合がございます。一応Amazonアソシエイトに入ってますので、事前に申し上げておきます。参照用に貼るだけなので全くもっ…

「知財の理論」と学際的に生きること

私「『知財の理論』気になるんだけど1万円超えてるし、最近専門の本を他にもたくさん買っちゃったしな」夫「こういう本は後から買おうとしてもなくなるよ?買わないとなくなるよ?絶対買った方がいいよ?」 https://t.co/0U6CG7SQCK— Chihiro (@coquelicotlo…

今年読んで面白かった本、年末年始で読みたい本

2歳児が寝たぞー!!!!(長期連休とは子どもの面倒を見る期間である) この時間でこのタイトル行ってみます!制限時間不明一発勝負!地道に追記していくかも。 今年読んで面白かった本 FACTFULNESS これもう1年前なのか。早いものです。早めに読んだ方だと…

夫婦の葛藤の解消と"Konmari" の効用

年始からNetflix発で一大ムーブメントを起こしているという近藤麻理恵さんの片付け番組。 私は自他共に認める片付けられない系人間、しかし18歳で実家からは離れているので自分で片付けない限り散らかる一方という状況もあり、片付け本を読むこと自体は好き…

病みついた年末と「ファクトフルネス」

ひどい2018年末でした(一言でまとめると)。 クリスマス前にインフルエンザに罹患(予防接種してたのに)。 軽く済めばまだ良かったものを、最高40.7度の発熱というひどい状況で3日以上寝込み、仕事は予定通り行けず、実家の母に急遽ヘルプに来てもらい、解…

「ユルスナールの靴」と、心に残る文に出会える僥倖について

先日はてブ経由Twitterで「ユルスナールの靴」について触れ、数年ぶりに読んでみようと出してきていたものを、本日、次女の朝寝のベッドとしての崇高な使命を果たしつつやっと読めました。 「きっちり足にあった靴さえあれば、じぶんはどこまでも歩いていけ…

1歳2ヶ月児の選書による絵本リスト

うちの次女(現在1歳2ヶ月)はこよなく絵本を愛する幼児です。 朝起きると夫が絵本を読まされています。 寝る直前まで私も絵本を読まされています。我が家には長女用に買った本がそれなりにあり、対象年齢もそれなりに幅広く取り揃えている中で読む本を結構…

2016-2017年末年始の読書(予定)

ブログの書き方を忘れるくらいに書いておりませんでした。お久しぶりです。前回 書いたとおり、仕事しながら小学1年生の母もしながら大学院に行き始めまして、正直余暇の時間はあまり生産性の高いことをしたくなく(10年ぶりくらいにアニメにはまって見てま…

34歳ワーキングマザーが大学院に進むまで

半年近くブログ書いとらんかったんか!と脳内で地元の方言で叫ぶほど空いてしまいましたが何となく復帰。さて唐突ながら、twitterでは書きましたとおり、この4月から大学院の博士前期課程に進学しました。会社は辞めてません。業務はむしろさらに忙しいです…

夏の読書(最終)結果

結局、1冊足して、18冊にてフィニッシュ。もう1冊読みたかったな。。ただ、ここで勢いをつけたことで9月も本を読めているので、このペースをうまく持続していきたい。 ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則 作者: ジム・コリンズ,山岡洋一 出版社/メーカ…

夏の読書(途中)結果(目標20冊)

某FBで、8月初めに、この夏(8月)には、硬軟取り混ぜて20冊くらい本が読みたいのう と呟いて、結構意識して硬軟、久々に漫画も取り入れて結構いっぱい読んだ(ダイエット本など実用本は除く)ので、買って読んだ本/再読した本(読了できたものに限る)をリ…

2015年年頭所感

明けましておめでとうございます。 2014年末、読書関連のエントリを書こうと発想だけしたものの、急遽、主に私的領域にてばたばたしておりまして、落ち着く余地が春頃以降まで見えませんため、おそらくまとまったエントリはなされないものと想定しております…

「わたしをつくった本」— 1:少年少女伝記文学館「野口英世」

私の父は出版社に勤めていて(実はまだ現役。来年定年)、私はそれこそ、浴びるように本を読んできた。 父は世俗的な本から文学まで何でも持って帰ってきたため、私はそこに、何の優劣もつけず湯水のように本を読んできた。 その入口となったのが少年少女伝…

「わたしをつくった本」— 序:私はいつから本を読んでいたか

もうすぐ師走、世の中に「今年の○冊」等が出て参る時期ではございますが、今回、敢えて今年の本ではなくて、これまで私が読んできた本、という観点で記事を書いてみようと思い立ち、書きたい本について書き出しましたところ、十数分で15項目ほど思いつきまし…

「ジレンマ」を超えて、「われわれの」問題として

ここ数日、改めて「男女の平等性について」考える機会を得ました。ひとつは、「育休世代のジレンマ」(以下、本書)「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか? (光文社新書) [新書]「育休世代」のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?~ 光文社…

4歳児のための国語辞典選び

娘は今年から年中、4歳児です。このところ、両親の会話に出てくる単語単語を取り上げて、「○○ってなに?」ということが増えており、何とか説明を作り上げてきたのですが、本日、「ねえ、ぶんか(文化)ってなに?」と問われたことを契機に、国語辞典を購入す…

ルール策定における理念の力 —競争戦略としてのグローバルルール—

競争戦略としてのグローバルルール―世界市場で勝つ企業の秘訣 [単行本]藤井 敏彦東洋経済新報社2012-03-30競争戦略としてのグローバルルール [Kindle版]表題の本を読み、大変感銘を受けたので幅広に感想を書きたい! 議論したい! という欲求はありつつも、…

「ルールを変える思考法」

明日までのKindle本冬のセール対象だったこともあり、 [amazonjs asin="B00FMI2XJQ" locale="JP" title="ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)"] を読みまして、感想をば。 タイトルが「ルールを変える思考法」ということは、本書の、 ルールとは「変え…

人生を変えた本

2013年も無事仕事を納めることができまして(連休中にやるべき作業はありますが)、私の人生の転機となった年がほぼほぼ終わりを告げました。今までやってきたことが絶対厭、ということは本質的にはなかったわけで(それは秋頃に大量に書いたので今回は書き…

家事と「後処理」—「MAMA MARIA を読んで」

MAMA MARIA(ママ・マリア) (光文社女性ブックス VOL. 145) [ムック]光文社2013-09-28twitterでも絶賛してましたが、蜷川実花さんの巻頭言に惹かれてこの本を買いました。色々色々良かったのですが(私はもう少し美容を追求すべきであるところも含めて)、一…

小田滋「国際法の現場から」

[amazonjs asin="4623065340" locale="JP" tmpl="Small" title="国際法の現場から (シリーズ「自伝」my life my world)"] 本日丸の内丸善で購入し、家庭内で回し読みするため、という理由もあって、そして何より面白かった、というのもあって、一気に読んで…

Lean In: Women, Work, and the Will to Leadを買った

[amazonjs asin="B00BBA6FOI" locale="JP" tmpl="Small" title="Lean In: Women, Work, and the Will to Lead"] 週末読みたい本があるんだけど、Kindle版が出ていること を知り、さっそくダウンロード。少ししか読んでいないけど、既に、「合っている」と感…

作成者不利の解釈準則

あけましておめでとうございます。松の内も過ぎ、1月も半ばのご挨拶となりました。 なかなかこまめには記載できませんが、書けることを、書ける範囲で記載して参りたいと思います。 さて、最近、中国関連の契約等々を扱う業務をしているのですが、最近、以下…

「企業法務を考える」

下記ツイートでdtkさんにご示唆いただき、自宅に帰って届いていたNBL992号(私物)を早速読む。 https://twitter.com/dtk1970/status/283528839223721984 自分がなぜ(自己認識として)伸び悩んでいるかの一端がつかめた気がした。 * 自分なりの書式の解説集…

政治制度としての陪審制――近代日本の司法権と政治

門外漢であり、全部通読できるか・正しく理解できているかは自信がないが、これは面白い。 http://www.utp.or.jp/bd/4-13-030125-X.html 陪審制が政治制度として・社会に対してどのような意義を持つか、というところはこれまでのわたくしの理解の範疇に何と…

法の実現における私人の役割

法の実現における私人の役割 読みたいな、と呟いたら我が家の四次元本棚(≒オットの本棚)から出してもらえたので、やっと読了。 先日某嬢を我が家にお迎えした際にお薦めいただいたこともあり。 読了してみて、ぼんやり考えていたことに一筋の道筋を見せて…

あきらめない

先ほどあきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)を開いたところ、目にとまった文章を覚えておきたいと思った。 それほど忙しくない職場に移ったとき、いい母親であろうと思って一生懸命に家事をしました。今思えば、家事なんて放って…

なぜフランスでは子どもが増えるのか

講談社現代新書の新刊、「なぜフランスでは子どもが増えるのか」を読みました。 内容紹介 恋・仕事・子どもに向き合う生き方 女が幸せな国は子どもが産まれるのか?子どもが増える先進国フランス、そこにはやはり歴史的・文化的な背景があった。自らもパリで…

年頭に当たり

世間の仕事始めの直後に風邪を引き、しかも階段から3段滑り落ちて肩を少し痛めたりもし、やっと本調子に戻ったところです。 この週末は友人が訪ねてきてくれたりもし、子どもとだけ向き合う、という状況を脱してなかなかゆかいに過ごしました。 今年は職場復…

「あなた、それでも裁判官?」

面白かった。あとがきで「ノンフィクション小説のつもりでお読みいただけるなら、それも望外の幸せである」とあるのだが、壮絶な体験を歯切れの良い文体で語ってあるので、読み物としてまず引き込む力があった。 また、司法研修所教官の女性差別発言事件とい…