最近の読書について—Kindleで読む、紙でも読む

ゴールデンウィークに長めの休みを取って、移転後の自宅にて、家事と片付けと時々仕事、そして読書、等に勤しんでおります。


最近ではかなりの本をKindleで読むことができます。しかも紙媒体発売直後に。
最近では話題のこちらを購入して読みました。


 

読み終わって気づいたのですが、背景事情が最後に訳者の解説でついていたので、そちらを読んでから読んだ方がさらに良かった…。



Kindleとは本当に魔のツールでございまして、ついついワンクリックで買ってしまうのですが、それと同時に、iPhoneで読めることもあって、持ち運んで読む、寝かしつけ時に読む、料理しながら読む、などなどで多忙時にあっても読書量の維持に貢献してくれております。最近だと、シモーヌ・ヴェイユ重力と恩寵 (ちくま学芸文庫) [Kindle版] 」や私の座右の書「神谷美恵子日記 (角川文庫) [Kindle版]」、「マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫) [Kindle版]」などもKindleで読めるので、人生に悩んだときすぐ読めて素晴らしい。


ただ、まだまだ全部が全部Kindleでは読めないわけで、紙媒体で買う必要がある本もあります。直近では、やっと色々と余裕が出てきたため、


 

を買いました。こういう、勉強するのに使いたい本、というのをKindleでも買えるようになった場合、紙で買うのか電子版にするのか、というのがこのところの検討事項ではあります。齢30を過ぎた私の年代において、やはり読書は紙ですることに慣れてはいるので、勉強、という点では紙の方がいいような感じも受けるのです。(脳内に染みこませるとき、ぱっぱっとめくっていって、画像記憶のような形で、「本のあの辺りの下の段落に書いてあった」というような読み方をする、という自覚があるので) 
その点では、HARD THINGSはKindle、もしいつか電子化されることがあるとしても数理法務概論は紙、というのが、私に向いた読書スタイルなのかも知れません。


何にせよ、多忙に任せて読書量が減少した点については、適切に旧態に戻して読書を楽しみ、そして読書に苦しみたいところでございます。