4月読書記録
今月買った本、読んだ本などを列挙。
ハルバースタム死去を悼んで。1巻途中だが、かなり面白い。ジャーナリズムだけでなく、ビジネスの観点からも。だからこそ「権力」という言葉が重く響く。
この立ち位置で、この力を持っていて、やるべきことの意味を考える。
幕末の武士の生き様を、家計簿から明らかにする。
それに完全に成功していた。データは何よりも雄弁だ。文章もとても生き生きしていて、腕一本で明治維新を乗り切った下級武士の生活が、親しみあるものとして伝わってくる。
石橋湛山賞受賞。
過去を「忘れ去る」ことでではなく、過去を「忘れない」ことで未来の平和を創ろう、という姿勢がいつ、どのようにして生まれたのかを探る。
現実にきちんと立脚し、変に攻撃的だったり、逆に悲観的になったりせずに考察した結論は、感動は呼ばないがきちんと心に残る。
それなりに。業界の中にいる(いた)ひとがきれい事を言いがちな中、この視点から書いたものとして一読の価値有り。
「30」ということで完全に本の紹介。内容としては、家人に出してもらった
の方が面白かったかも。