Wassrに書いたり自分の中で考えるだけで十分になっていたりで日記を書いていなかった。
今日は余裕があるので、ちと最近の雑感を。
我が家は日経ビジネスを定期購読しているのだが、主たる読者は夫。
ただこの間の「さらば工学部」はなかなか刺激的なタイトルだったので私も読んだ。
これは一般的な話ではなく私の手の届く範囲のことなので「世の中~という風になっている」という気はないが、自分の知っている数人の東大工学部卒業生のうち2人が文系就職しているので、結構気になっていた話。
ちなみに就職先は商社と広告代理店。一人は早い段階でビジネスに興味が移って学部卒で就職した。
私は卒業前にある学生団体の手伝いをし、今も多少はOGとして連絡をもらっている。先の二人もそこの知り合い。
そこで後輩たちが考えており、発信しようとしていることのエッセンスは、
「科学技術はいかにして世の中に貢献できるか」
ということだと思う。
技術であったり基礎的な研究であったりが世の中に与えるインパクトを認識する視野を醸成することは有意義だと思うし、そのあたりの大局観あってこその東大生、という気持ちもある。
そういう視点で何かをやろうと思ったときに、いわゆる技術者的な進路に進まない知り合いばかりが増えるのは必然なのかなぁ。*1
*1:お給料の差、という大切な問題があるんだけれど、ここに思いを至らせるとこれがまた別の話として難しい。。。