読めるものと読めないもの

産休に入る前から既に体調が多少不安定で、体調が悪ければ会社を休ませてもらったりもしているわけだが、精神的活力はありあまっている。とはいえそれを身体を動かす方に使うと、即刻お腹が張ってくる。 本を読んだりもするのだけれど、最近の傾向として、 「フィクションを読むのがつらい」 というものがある。これは妊娠前からで、一時期は村上春樹江國香織川上弘美島本理生あたりが好きでよく読んでいたのだが、いまは受け付けない。 今日の欠勤・引きこもりにあたっては、 をぱらぱらめくって楽な寝方を追求してみるという行為をしていた。 あと最近読んでいるのは岩波文庫の「育児の百科」。松田先生の文体に癒される。でもまだ早いというか実感がわかない。 そして私にとって絶対外さないものとして神谷美恵子の日記類。著作集はちまちましか読んでいないのに、角川文庫の日記や、みすずの付録で付いていた「神谷美恵子の育児日記」などはすり切れるほど読んだ。 あの時代に、あれだけの才能を持ちつつも、しかも30すぎてからの結婚・出産であっても、妻であり母であり続けた(そして立派に子どもふたり育て上げた)人がいるわけなのだから、弱音を吐いてはいられない、と思うと、たいがいのことは自己の中で解決できる気がする。(でもまだまだ未熟な人間なので、愚痴や不安はあふれ出るが) それと、なぜか読めるのが、某試験の合格体験記的なもの。。。一般的なビジネス本は読めなくなってきたのに、こういうノウハウ本はいい感じにリラックスできる。 あと、判例とか条文とかも意外とおいしくいただけてます。 この時期、ただでさえ情緒不安定になりがちのようだし(こんな文章を長く書きたくなる時点で不安定)、理が勝つものを読んだり勉強したりすることは、気分転換としてはいいのかな。状況・体調的にできるのならば、産む前・産んだ後も、細切れ時間でいいから勉強はしていたい。学び続けている方がいろんな意味で落ち着く気がするので。外出できなくても人に会えなくても、学びの中には広い世界があり、考えることには得も言われぬ救いがある。