年頭に当たり

世間の仕事始めの直後に風邪を引き、しかも階段から3段滑り落ちて肩を少し痛めたりもし、やっと本調子に戻ったところです。 この週末は友人が訪ねてきてくれたりもし、子どもとだけ向き合う、という状況を脱してなかなかゆかいに過ごしました。 今年は職場復帰を予定しています。 とはいえ、休んでいるうちにかなり職場環境が変わりましたので、今後どう振る舞っていくかについて、いったんゼロベースから積み上げて考えてみたいと思っています。 休暇前は、新卒時に配属された時間が不規則な職場で体調を崩したこともあり、異動を経て、希望に近い部署でそれなりに認められ始めたところでした。 仕事をする上で必須というわけではなかったのですが、強みにしたいと思い、資格試験の勉強を始めたりもしておりました。 今後は、思うような仕事に復帰できない可能性も高いですし、社を離れてみて、自分の為したいこととは何かについて見つめ直す機会を得た結果、大きな迷いが生じていることも確かです。 そんな中、この本を薦めていただいてさっそく読んだところ、考える縁として大変参考になりました。 自分のprofessionについて考え直すためのいくつもの気づきを得られた部分も多いですが、今後、仕事と子育ての双方に取り組む身として、
「いかにあるべきか(How to be)」 を問うだけでなく、 「どううまくやるべきか(How to do)」という処世術も不可欠だ(P.54)
という一文は大変腑に落ちるものでした。 子育てと仕事の兼ね合いについては、家庭内においても職場においても、様々な葛藤を産み得ます。 目の前の状況が理不尽だったり困難だったりすると、「いかにあるべきか」ばかりに目がいき、理想通りではない現状を嘆く方ばかりに気持ちが振れがちとも感じます。 確かにそういう憤りが社会を変えていくので忘れてはいけないのだけれど、でも、現実を少しでも楽しく快適に過ごしていくための処世術もまた大事。 家事や育児の分担にしても、一見して平等に見えることよりも、夫婦と子どもがみんななるべく心安らかにいられる状況を、試行錯誤しながら作っていくしかないんだろうなと思います。 ということで、今年の抱負は 「うまくやっていくこと」 です。 そのための具体的行動として、以下の4点を。
  • 母、特に働く母のみなさんとつながっていくために、積極的に外に出る
  • いろいろな意味で、勉強は辞めない
  • 心も体も健康第一。心の方は、前掲書にも出てきたコーチングが少し気になっています。体の方は、きちんとご飯を作り、できる運動をやっていきたいです
  • 子どもがいるから嬉しいよ、楽しいよ、ということをいろんな人に、そして何より子ども自身に伝えていきたいです