当たり前だけど忘れていたこと

結婚しようが子どもがいようが私は私である、と言えるだけの何かを持ち続けるための格闘を今までしてきたのであり、これからもしていくのだろうということ。

目の前の赤子を大きくすることに腐心していた1年が終わり、仕事に戻り、家庭以外の人との接点が増えるにしたがって、自分が何をなしたくて、何は譲れないのか、ということを思い出しつつあります。
赤ちゃんと母親の習い事も楽しかったし、いい経験。
でも、やっぱり私には、読みたい本もあり、やりたい仕事もあり、認められたい欲求もある。

娘が元気に登園してくれ、給食をおかわりしてくれる、それが嬉しいとともに、その時間に私が行っていることが、少なくとも会社内で十分評価されるに相応しいクオリティを保ち続けていることが嬉しい。そのためには無論、学習しつづけねばならない。

ずっとこのバランスが保てるわけではないという気はしていて、娘の自我が発達していく過程での変化には敏感でいるよう心がけつつも、今できる成果を積み重ねたいです。

今のところは、復職して、本当に、本当に、よかったです。