私「『知財の理論』気になるんだけど1万円超えてるし、最近専門の本を他にもたくさん買っちゃったしな」
— Chihiro (@coquelicotlog) 2019年12月24日
夫「こういう本は後から買おうとしてもなくなるよ?買わないとなくなるよ?絶対買った方がいいよ?」 https://t.co/0U6CG7SQCK
ということで、
を買いました。
まだ全部読めているわけでは勿論ないのですが、章立てを見たときから気になっていた
「プロ・イノヴェイションのための特許制度のmuddiling through」
の前半を読みまして、
これなんだよ!!!
的な盛り上がりを呈して、書けずにいた自分の研究の枠組みを興に乗って書いていたらこんな時間(いま0:45)です。興奮してるのでお酒飲んで寝て、明日の朝起きたら色々と直したくなるんだろうと思いますが、まずは言葉にしないと先に進まないので書けたこと自体が積み重ねになる。
内容についてはまたもう少し読めたら書きたいですが、
- 特許の持つ意味合いが分野によって異なる
- 故に画一的な法規制より、事後的な司法での解決がそぐうのではないか
- 特許権の存在を所与のものとして、その前提に縛られて検討し続けるだけでいいのか(これは当方による意訳であり、田村先生の真意を誤認しておりましたら恐縮です)
といったあたりは本当に膝を打つというか、大好きです、こういうの。
自分の専門(にする予定)の分野からも何らか応答や側面支援ができるのではないか、と微かな自負もあり、元々知的財産法に関心があった上で分野を変えていることが、ここにも活きるとはと歓びを感じつつ読書を進めています。
願わくはもう少し若いときに自分の志向や関心に気づけば、と思うことは本当に多々ありますが、このように自然と学際的に検討するようになっただけでも、紆余曲折に意味はあったのでしょう。本書からも学びつつ、自分の研究を進めたいと思います。