在宅勤務を適度に取り入れて継続してきたここ数年間のTips

木曜夕方に突然「来週から1ヶ月学校休みです☆」と言われて絶望したことがありますか。私はあります。多分今回は世の中の多くの子どもを持つご家庭の構成員が同様の感慨を抱いたのではないでしょうか。

 

www.mext.go.jp

 

当方の在住地でも休校となりますし、職場でも在宅勤務指示が出ましたので、来週から少なくとも2週間は在宅勤務となります。

 

 

扨、私はこれまで複数回の転職を繰り返してきましたが、子どもがいるけれどもそれなりに働きたいということもあり、在宅勤務が可能な業務・企業を選んできました。それにより残業ができない家庭環境を補い、一定程度の待遇を得られるようにしてきました。その意味で、メインの働き方は通勤してオフィスで勤務したりクライアント訪問したりですが、

「家にいても働ける」

という点でのノウハウを少し持っていますので、ちょっと書き付けてみようかと思います。

インフラ

  • インターネット環境は人権です。

  • ブロードバンドは当然のことながら、もし子どもがいるなどで自由が利かない場合、できれば部屋のどこにいても高速接続できる方がいいです。なぜならば仕事をしやすい場所を探りながらやっていくことになるからです。
  • BYODでも貸与でもいいですが、ノートパソコンを普段の仕事から使えているとよいです。職場で保存した状況からそのまま家でも仕事が始められます。
  • ディスプレイを自宅にも準備できると幸せになれます。デュアルディスプレイは効率を上げます。セキュリティが許すならDuet Display等でもいいかも。

働き方

  • 普段働いているときから自分の作業量を効率と時間とで把握しておくといいです。「この難易度の仕事ならこのくらいの負荷で○時間で終わる」という感じです。自分のパフォーマンスが把握できていない場合、
Taskuma --TaskChute for iPhone

Taskuma --TaskChute for iPhone

  • Sayaka Tomi
  • 仕事効率化
  • ¥3,680

  

Toggl: 時間管理 タイムシート

Toggl: 時間管理 タイムシート

  • Toggl OÜ
  • ビジネス
  • 無料

などで自分がやっている作業を測っておくといいです。私は

タスク管理ツール・TaskChute2

で一時期仕事時間のフルログを取っていました。

  • なぜ自分の作業量を知るかというと、在宅でできる作業量を過大にも過小にも見積もらないためです。他人が見てくれたり話しかけてくれたりする機会が減るのが在宅勤務です。自己管理しないと、無駄にローパフォーマーになってしまったり、逆に過労になります。私は比較的過集中タイプで、当初は一人でやれるためについ興に乗ってしまうのでバッファなく作業を詰めてしまっていました。1日ならいいですが、継続したいと思うならば「あそび」が必要です。
  • その意味で、休憩時間は意図的に取るべきです。私は家にいても家事は仕事時間はしません(当然ですが)。しかし、オフィスにいるとなあなあで仕事をしてしまう昼休みをちゃんと取って、食事を取ったり家事を済ませたりで1時間弱は休むようにしています。繰り返しになりますが、一人で作業するということは意外と過労に繋がります。
  • 今は自分のペースが分かってきたのでやりませんが、慣れるまではポモドーロなども試してみてもいいかもしれません。
  • ある種のライフハック的なテクニックを持っていると楽になります。私が読んでオススメだったものを以下に挙げておきます。

 

 

 

 

  • 休憩という観点では、自宅にいるとどうしても運動量が減るのと、実は水分摂取が減ると感じています。1時間に1回くらい、立ち上がって水分を取りに行くといいのではないでしょうか。
  • 何をその日やるのか・自分のミッションが何なのかを同僚に伝わる形で言葉にすることが必要になります。ジュニアで自分でできないメンバーに在宅勤務をさせるならば、マネージャーロールの人がそのミッション設定を支援する必要があります。
  • 雑談的なコミュニケーションを意図的に入れた方がいいです。会社の人同士でWeb会議やSlackなどでやったり、昼休み等にSNSで繋がったり。オフィスという「場」にいることは、そのようなネットワークの「場」にいることですので、オンライン上でも補う必要があります。
  • 家に他のメンバーがいても集中できるか。それは場合によりますが、乳幼児がいたら仕事になりません。
  • うちの長女(4年生)はいけそうですが、小学生でも家にいたら仕事などできない場合があると思います。その辺は正直、各自対応するしかないのが現状です。
  • 私はキャパが大きい(らしい)ので夫婦とも在宅でも何とか回る気がしていますが、各家庭状況を見つつ、仕事スペースが重ならないようにしておいた方がいいと思います(我が家は配偶者も家で仕事ができるタイプの業種です)。 

以上、思いつくままに(ワインを飲みながら)挙げてみました。

もし「こういうときは?」などのご質問があればTwitter経由等でいただけましたら何らかお答えいたします。

次回、

「レンジでできる在宅勤務ランチ」

乞うご期待(あるのか)。