表題の本を読み終わったのでメモ。
- まとめとして記載のあった「経営資源の流動性が上がるとイノベーションの破壊的な側面が強くなる」については感覚的に分かるところがある。今後の研究においても刻み込みたいところ。
- 新潮選書ということで読みやすいが、引用文献まで含めるととても参考になった。いくつかは元論文も読む。
- イノベーション、特にラディカルなイノベーションが「破壊」するものは確実にあるので、その破壊を含めてもイノベーションが必要なのだとしたら、この劇薬を社会に溶け込ませるには制度や政府の行為が必要である、というのが当方の考え。だからこそルールメイキングや産学官連携が重要になる。
- 少し読んで積ん読してる「ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション」も読もう…
野生化するイノベーション: 日本経済「失われた20年」を超える (新潮選書)
- 作者: 清水洋
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2019/08/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション -- 半導体レーザーの技術進化の日米比較
- 作者: 清水洋
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: 単行本
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