2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

家事と「後処理」—「MAMA MARIA を読んで」

MAMA MARIA(ママ・マリア) (光文社女性ブックス VOL. 145) [ムック]光文社2013-09-28twitterでも絶賛してましたが、蜷川実花さんの巻頭言に惹かれてこの本を買いました。色々色々良かったのですが(私はもう少し美容を追求すべきであるところも含めて)、一…

「2004年」に変わったもの

立つ鳥が残した波紋と、はなむけの苦言。http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20130908/1378666821#20130908f4において、尊敬するFJneoさんが、当方のエントリをご覧くださった上で大変厳しくも熱いエントリをアップしていらっしゃいます。今のままでFJneoさん…

得意を伸ばすことと可能性を狭めないことの間

我が家の娘は先日4歳になりました。4月に転園した保育園でもいっぱいお友達を作り、おしゃまで負けん気が強くてスイミングとプリキュアが好きな女の子です。得意なのは音読と工作と歌とダンスと料理のお手伝い。苦手なのはお絵かき…。(これは両親に似たか)…

転進記(4、止)―選択肢が「ある」ということ、選択肢を「捨てる」ということ

“As sappy as it sounds, I hoped to change the world” Sheryl Sandberg "Lean In: Women, Work, and the Will to Lead" 成田に向かう機内において、最後のまとめを書いています。行ってきたのはアジアなのですが、大変楽しく有意義な旅行でした。私の肌に…

転進記(3)—「女性」として働き続けること

——1年休んだ人は、当然1年分遅れます。1年間スローダウンして通常の50%で働ければ、ほかの人よりも半年くらい遅れる。ただマッキンゼーでは、1年休んだだけなのに5年分遅れるとか、余計にチャンスが遠のくことはありませんでした。休んだ分を取り戻せば、あ…

転進記(2)—法曹資格、法学教育について考えたこと

--法が、本質的に、社会をコントロールする一つの道具である以上、法律学者にとって最も大切なこと、少なくとも最も大切なことの一つは、現にこの道具がどのように用いられているか、それが使いやすい道具になっているか、それが予定された通り効果的であ…

転進記(1)—「企業法務」について考えたこと

本日を最終出社日として現職を退職し、今月半ば、再度転職することになりました。 在職は2年ちょっと。 こんなに短くなるとはあまり思っていませんでしたが、ある決意を持って、このタイミングで転進することに踏み切りました。 私はこれまで数年、知財関連…