2012-01-01から1年間の記事一覧

相手の立場に立って考える

年末の深夜に安酒を飲みつつ、つらつらと書く。 雑誌(特にBLJ2012.10)やTwitterを見るに、 企業法務部の人 インハウスローヤー 法律事務所勤務の弁護士 というのはある種対置されるものであって、協働するものであるはず(少なくとも世の中全般から見たら…

「企業法務を考える」

下記ツイートでdtkさんにご示唆いただき、自宅に帰って届いていたNBL992号(私物)を早速読む。 https://twitter.com/dtk1970/status/283528839223721984 自分がなぜ(自己認識として)伸び悩んでいるかの一端がつかめた気がした。 * 自分なりの書式の解説集…

1年をほぼ終えて

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娘がお風呂前に体重計に乗っていて、15kg後半の数値をたたき出していて、そりゃあ抱っこすると腰に不安を感じるわ…という12月。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 そろそろ今年を総括しよう、と思って振り返ると、 あまりブログを書いていない ログになる…

餃子と育児

今日、3歳の娘と、初めて餃子を作った。もともとお手伝いが好きで、ホットケーキの生地を泡立て器でかき混ぜたりプチトマトのへた取りだったりは委任すれば全部やってくれるので、今日はたねをこねるところから一緒にやったところ、かなり頑張って最後まで手…

母4年目突入

長女が3歳になりました。 あの日からもう3年か…と思うと感慨深いです。 当世出産・育児体験記―1.逆子と出産 当世出産・育児体験記―2.産後の発見 この夏でほぼほぼおむつも取れ(一時期頑張ってトイレトレーニングした時期は全然進まなかったのに、本人がやる…

政治制度としての陪審制――近代日本の司法権と政治

門外漢であり、全部通読できるか・正しく理解できているかは自信がないが、これは面白い。 http://www.utp.or.jp/bd/4-13-030125-X.html 陪審制が政治制度として・社会に対してどのような意義を持つか、というところはこれまでのわたくしの理解の範疇に何と…

法務系LT発表資料

既に日が変わって昨日、第2回法務系ライトニングトークに参加し、「法務ライフバランス」というタイトルでお話しして参りました。 パワーポイントで資料を作成したのにそれを読み上げる、という対応を取ったところ、見たいと言っていただけたのでこちら 法務…

企業法務1年生のまとめ(5)

「わたしのかんがえるほうむのりそう」 最初に、これは「法務」というもの一般の理想ではなく、どちらかというと私がなりたいのはどういうものか、ということについて語る予定である、ということを申し添えておく。 企業内で法務(無資格にせよ有資格にせよ…

企業法務1年生のまとめ(4)

幼児の子育てと業務の両立 発生もので慌ただしくしているうちに、転職から明日で1年、ということになっていた。。 さて表題の件は、各家庭色々な事情を抱えつつ…というところだと思うので、一般化せず、ごく単純にこの1年の自分の生活の感慨を。 私には次の9…

米沢富美子さんの「私の履歴書」

初回の時点で「今月はいい!」と思い、二人で紡いだ物語 (中公文庫) [文庫]米沢 富美子中央公論新社2011-03-23も購入して読んだわけだが、今日のエピソードが大変心に響いたので抜き書き。 米国で開かれたある国際学会で、米国人の男性物理屋さんと日本人の…

企業法務1年生のまとめ(3)

これからどう進んでいきたいか、何を学んでいきたいか (法曹その他の方向性も含めて) 前提として、私は、 「法学部に入ってみたけれど向いていない気がして」 全然関係ない職種に就職して正味6年ほど勤め、その後、齢30を前にして法務に転身している、とい…

企業法務1年生のまとめ(2)

法務は法律を取り扱うのだけが本質ではなかったことについて (当然そうであると認識できていたところとそうでなかったところと) 法務に来る相談が、複雑な法律問題に至ることは、さほど頻繁にはない。 これは、前職でも思っていたことなのだが、 「本当に…

企業法務1年生のまとめ(1)

「この1年曲がりなりにもやってきたことの総括」 法務未経験(ある特定分野に特化した契約書作成やレビューは行っていたんだけども)かつ幼児の母、という人間をある種のポテンシャル採用した我が社はすごいんじゃないか、と思いつつ、それなりに頑張って仕…

企業法務1年生のまとめ・目次(案)

昨年7月より現職に就いたため、もうすぐ転職して丸1年。 twitterで あと少しで企業法務1年生を名乗れなくなる(=転職して1年になる)。この1年で学んだことや考えたことをまとめてみたいという気持ちはある。書く書くと言って継続できていないブログなど復…

心が細る心持ちがするということ

週に数度書く、という目標を年始に立てた気がするが、2カ月ほど空いていた。 その間、超繁忙期を超え、法務1年目も終わりにさしかかり、一周してみてどう思うか、というところと向き合っている。 無論、1年でわかることなど限られているわけで、基本的には、…

法務としてどう育つか

BUSINESS LAW JOURNAL2012.5月号の、「いま対処すべき人材育成・評価の課題」を読んでいて、企業法務1年生(でも法律マニアではある)後半を迎えたわたくしの今後への姿勢について、ちらっと考えたのでメモしておく。 「数字として成果が表れず、お客様を目…

「何によって憶えられたいか」

ドラッカーはかじった程度にしか読んでいないけれど(大学生時代に『マネジメント』をちら読みし、あとはほんとに拾い読み…)、表題の言葉は心に残り、時折自己に問いかけてみている。 先週、とある件で映像媒体に出没してしまい(予想以上に…)、それ以来、…

1年

特に何をするというわけでもなく、ただ思いを馳せるのみだったけれど、本日は外出の予定も入れず、家族3人で自宅で過ごした。 日常を過ごすことはとても大切で、特に係累も知己も彼の地にはなくて義援金を送ったりするのみの我々は、天気も良かったし、出か…

法の実現における私人の役割

法の実現における私人の役割 読みたいな、と呟いたら我が家の四次元本棚(≒オットの本棚)から出してもらえたので、やっと読了。 先日某嬢を我が家にお迎えした際にお薦めいただいたこともあり。 読了してみて、ぼんやり考えていたことに一筋の道筋を見せて…

あきらめない

先ほどあきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)を開いたところ、目にとまった文章を覚えておきたいと思った。 それほど忙しくない職場に移ったとき、いい母親であろうと思って一生懸命に家事をしました。今思えば、家事なんて放って…

WordPressへの復帰

今年始めたはてなブログ(http://coquelicot.hatenablog.com/)にamazonのリンクが貼りにくく、読んだ本の記録に関してはやっぱりこっちをカスタマイズしながら使おうかなという気持ちになって、ちょっと戻ってきてみた。 フォントをいじったりZenbackを入れ…