既に5刷6万部を超えたという
を運良く発売日に手に入れて、時折辞書的に読んでおったのですが*1、先日、いま入ってるChoimirai SchoolのSangminさんに、Roam Researchで論文を書くにあたって役立つ機能を教えてもらってはたと気づいたのでした。
Roamのattr-tableを使うと、技法30の要素マトリクスが作りやすい…!
ということに。
ということで、このエントリは、独学大全を読んでいて、かつRoam Researchを使っている人でないと役立たないかもしれませんが、これを読んでやってみたいと思った人には双方ともお勧めできます。
やり方
Roamに要素を収集したい論文のページを作ります
個別の論文のページで属性情報データを記述します
ページ自体は自由に記述していいのですが、後からマトリクスに引っ張ってくるために属性情報を付記します。私は以下のようなリストを作って各論文ページに書けるようにしました。
Research Matrix
- 書誌情報:
- 発行年:
- 研究目的:
- 独立変数:
- 従属変数:
- 制御変数:
- 研究デザイン:
- フレームワーク:
- 研究対象:
- データセット:
- データの収集方法:
- 指標・尺度:
- 統計分析の手法:
- 著者による意義:
- 著者による課題:
- 主要引用文献:
マトリクスページで属性を使ってテーブルに
{{attr-table: }}でキーにしたい属性を入れて入力します。
できあがり
表のままでは出力できないっぽい(少なくともRoam42のコンバーターは動いてなかった)など、今後検討すべき点は多いけれど、
などの利点がありすぎて感動したので、荒い記載ですが書き付けてみたのがこのエントリです。
リファレンス
『独学大全』については読書猿さんご本人のツイートを、
Roam Reseachについて日本語で確認したい場合にはSangminさんのnoteを、
それぞれご覧ください。少なくとも私は、Roamについてはお金を払った上で他のサービスを使わなくなりつつあります(Scrapboxからはほぼ移管済み)。
*1:学会発表を控えていたので本を通読する時間はなかった